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ともちーの思うこと
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古畑任三郎の冒頭セリフにこんなものがあります。
(※冒頭セリフとは古畑さんが視聴者しかわからないその回に関連する
人生の深いい話をするコーナーです。)

「自分が人に嫌われてんじゃないかって心配している皆さん、安心してください。
そういう場合は大抵本当に嫌われています。
問題なのは自分が人に嫌われているのが分かってない人の方で…」





*

このセリフずいぶん前に知りましたが、
かなり私に影響を与えました。

私が新しい環境になる二年前ですね。
男子高生2年生から、女子高生2年生になるときです。


統計や証拠はないのですが、
『なるほど。もっともらしい』
といまなおこの説は私の中で定理となっています。

そして、このセリフに救われたことも何度かあったり・・・。

折り合いが悪い、という状況は学校や団体にいると必ず遭遇するものです。

そんなとき人間関係のきしみに気付いた側が思うのは
『自分がいけないんだ。××ともっと仲良くなりたいのに』
という内省パターン、と
『相手のここがいけない』
という指弾パターンの二つに分かれると思います。

しかし、そのどちらでもない、第三の道もあります。
「仕方ない。相性が悪いんだ」
とあきらめるパターン。


*

男子高生から女子高生になった私に言わせてもらえば
女子というのは男子と違って「お前シケる。どっかいけや」
などとはっきり発言して、嫌いな人を遠ざけることができません。

そんなことを言えば、複雑な女子社会から自分自身がつまはじきされてしまいますね。
だから女子生徒の人間関係というのは繊細なやり取りが要求されます。


そして、そういった渡世もあってか、
女子は繊細なメッセージを実によく察する。

やんわり断る→なんとなく察する
のシステムは女子社会の必須スキルになっていました。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○

私には以前こんなことがありました。

それまでもあんまり好きじゃなかった[ハバネロ(仮)]さんという女の子の話。

いろいろあってその人との関係は
『ちょっとそろそろ限界だお(#^ω^)ピキピキ 』
というような臨界の事態になってました。

でも、そのハバネロさんは毎回お昼の時間になると
私の隣にやってくるのですね。

いつもハバネロさんが言う悪口を私がニコニコと聞いているだけだと私が嫌な思いをするだけで、このままずるずるとハバネロさんは気づかない。
それはよろしくなないね。


ある日のお昼、ピークに達したころ
ハバネロさんがまたいつものように平然と私の隣にきたので
「今日は<友>ちゃんと一緒にたべよ~っと」と椅子を移動しました。


(↑こんな感じ)


まぁ、わかる人にはわかりますよね。

「いつも悪口言ったり上から目線するくせに、
平然と隣に来るのはおかしくないか?」

という暗黙の訴えであることが。

ハバネロさんはある程度は"わかる人"だったので、
そのあとは察して、反省してくれたみたいです。

よかったよかった。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○



人は誰しも自分が他人から好かれてほしい願望がある。
できるなら誰からにだって好かれてほしい。

だからこそ、自分が嫌われていることを自覚するのは覚悟がいる。


『今日の放課後、こんなことがあったけど○○さんは私のこと嫌いなのかなぁ・・・。
もう関わらない方がいいのかなぁ』


そんな風に途方にくれながら電車に揺られて家に帰る日があった。
きっとみんなもあるよね。そういうこと。


そこで流れてくるのは冒頭に書いたあの古畑さんのメッセージ。
「自分が人に嫌われてんじゃないかって心配している皆さん、安心してください。
そういう場合は大抵本当に嫌われています。
問題なのは自分が人に嫌われているのが分かってない人の方で…」



もちろん誰からも嫌われないように人間関係をつくるのが理想だけど、
今回のハバネロさんのようにむこうがちっとも気づかず、
こちらが一方的に嫌な思いをするのはキツイですよね。
それだったら、嫌われてなくても意味がない。

人には合う合わないがあるから、時に嫌われるのは仕方ない。
だから自分が嫌われていることに気づくのは悲しむよりも
そのことに気づけたことに喜ぶべきだよね。


「仕方ない。気付けただけでも儲けものだ」
とあきらめざるをえない機会があった、女子高生をはじめてまだまもない四月。

生まれて初めて女社会に入る私の試練としてはやや大きかったものの、
その山を経たおかげで、その後二年間ずっと一緒にいる友達ができました
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住み・・・西日本

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