池には悠然とコイが泳いでいます。
ジグザグ状の木の橋が和風を醸し出していて非常によろしい。
この濁った水は池の広大さと、自然の共存を物語っているようです。




これはどこの間でしょうか。
天井にもぬかりなく描かれた絵は、さながら和風ミケランジェロ。
黒い光沢のあるつるつるの床も綺麗です。




こんな風に室内に水路・水盤があるのが個人的には大変好きですね。
砂利型の地面に流れる水。その軌道を探るのも好きです。
そして画像のように水の始発点を見つけるのもたまない好奇心をそそります。




これこそ私が好きなものを濃縮したたまらない一枚です。
室内にある屋根。室内にある橋。室内にある水路。
いわばそういったものは建築上、まったく要らないものです。
建物のシステム上、全く要らないもの、それはすなわち芸術。

神殿を模したようなフェイク赤漆に塗られた橋も素敵です。

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目黒雅叙園、どうでしたか？
東京住みの方は是非行ってみてください。

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引用

こういう建築段階から設定しないとできない、
そんな建築と共存している水槽こそ、水槽美学の境地でしょう。

この画像にいたっては廊下の壁に水槽を埋め込んでいるのもセンスがよろしいです。

夜中起きて寝室からトイレに寝ぼけ眼で向かうとき
ドアを開けたらあなたのそばに綺麗な水槽がある。

う～ん。最高の贅沢ではないでしょうか。


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引用

ため息すら許されないような会議室。
そこでふと目を壁に向ければ見るも涼しい水槽。
すばらしいですね。

水槽なんて言ってしまえば‘無駄’です。
絵画と違い、ちょこんと壁にかけることもできない。
設備も大変だし、維持費だって・・・。

そんな無駄な置物から、少しでも無駄さを省こうと
壁に埋め込む発想や努力は素晴らしいと思います。

それに、この画像をよく見てください。
水槽右端にドアが見えませんか？

そんな風に水槽が部屋と部屋の仕切りになっているなんて、
考えるだけでよだれが出ますねぇ。。


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引用

もう・・・。なんて言ったらいいのでしょう。
擬空の天井とおしゃれな室内ライト、
突っ込みたいところはいくらでもあるのですが、ここでは水槽のみに限定します。

円柱型の水槽はとにかく耐久性が心配です。
ましてこの大きさなら水圧とか半端じゃないでしょうし。

ましてその土台、バロック様式の剛健ながらも優雅ないでたちが
質実ともに水槽を縁の下の力持ちとして支えています。

円柱型なので広いアングルで水槽中が見渡せます。
水槽を見たとき、向こう側にいる人とも目が合うのがまた乙ですね。
やはり水槽の究極系は円柱だと思います。水に角は要らない。