・・・。

・・・。

え？

超弱い。

モーションはかっこよさを追求されて、
肝心の性能がおざなりって感じ。

ショットガン、爆弾、ゴルフのスイング×3
見栄えはいいんだよ！
でも、範囲・威力・隙が中途半端すぐる！！
結局通常の連発しかすることが無い。
しかも皆伝は単発ヒットなので、連発しずらい。

ただ、本当にカッコイイ。
皆伝を発動したときのモーション
「吼えろ！」
「ド阿呆が！」
「でぇい」　（ここで爆弾投げる）
「ガキは帰んな」　
の流れはカッコいいので進んで皆伝を使いたがる。

ロリ脳のKOEIはかっこいいおっさんを作ることが下手だったけど、
これは間違いなく無双中でかっこいいおっさんNO1だろう。


*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○


[ 毛利元就 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝（特殊技タイプ）


ついに出ました！
「戦国無双」から登場を願われた、三本の矢の毛利元就。

信玄・謙信・信長、そして元就と戦国前期を争った彼は、
戦国武将の中でも最も老齢な武将の一人です。

それが、なんですかこの若さ！？
そしてこの顔のどこに‘謀神と恐れられたしたたかさが’あるのですか？


「戦国無双3」でシークレット扱いな彼が、
初めてそのベールを脱いだ時の群衆の反応は…
　「なんで老将じゃないんだ！」
　「ダサい！」
　「若いのにイケメンじゃない」
　「あたまのうんこはなんだ！」
怒涛の批判でした。

しかも声優さんが豊臣秀吉と一緒なのだが、演じ分けが一切出来ていない。
同じステージに二人がいると、どっちがどっちだか分かんない。

私も肥(KOEI)の頭には蛆が沸いてるのかと疑いました。
いままで散々出し惜しみした毛利元就をこんな安いキャラにするとは。



しかし、実際ゲームが封切をされた途端、
「あれぇ？これ銀英伝のヤン・ウォンリーだお
(；´Д｀)ハアハア」
とキモいオタクどもに受ける。
どうやらとあるキャラをオマージュしてたそうです。

しかし、それは内輪ネタ。
「銀英伝」を知らない人にはなんら面白くない！

キャラ設定に迷ったからって
元就の老齢な設定を犠牲にしてまでオタクネタに走るか。
恥を知れ、コーエイテクホモ！


とプリプリしながら、毛利をプレイしたトモちゃんは皆伝を放ってみた。
「行くか」
「百万一心」
「やぁあああ↑(｀Д´)」　(ここで矢の雨)
「うまくいったね(・∀・)」

大ウケ。
アホみたいな顔のこいつが力む様子は滑稽。
これで許しちゃろう。


しかも性能自体は強い。
通常攻撃が三本矢を撃つので根元がすごい威力なのだ。
敵部将には特殊で矢を強化して、通常攻撃をるーぷ。
これだけで「難しい」までいける。
オーラ武将には弱体矢→乱撃のつけた皆伝「やぁあああ」でウマー。

エンディングも一見シリアスに見えて大うけ。
死にそうになったのにひょうひょうとした元就のアホな顔で笑ってしまう。


でも同じ特殊技タイプなのに、
明らかに半兵衛たんより性能を贔屓してる のは許さんけぇの！！
肥(KOEI)に絶対落とし前つけるんじゃけえ！

じゃあの




*

この記事は
wii版「戦国無双3」が発売されたしばらく後の
2010-02-24
に書かれました

（現在のわたしのプレイ状況）
2009 12/3（木）にwii版「戦国無双3」を購入
金色クリア済み
2011 3/10（木）にPS3版「戦国無双3Z」を購入
プラチナトロフィーコンプリート済み

「黒田官兵衛」--特殊技タイプ

武器は水晶玉。
手に親玉水晶を掴み、周囲の浮遊水晶を操り攻撃。
ガラシャと妲己のあいのこみたいなもの。

特殊技の玉増加は威力だけを求めるなら一個追加で十分。
基本的には、玉より鬼の手の方が威力が高い。

無双結界はかなり優秀なのでガンガン使おう。
奥義はヒット数は高いが威力そのものが低い。威力が欲しいなら皆伝をとにかく連発すること。
乱撃や修羅属性と組み合わせて使おう。


ちなみに彼は史実ではキリシタンだと最近知った。
ゲームでは、宗教ネタを露骨に表現できないのに、
背中に堂々と十字架がかいてあるのはびっくりした。
ガラシャも魔法少女キャラであって、キリスト少女じゃなかったしね。

ストーリーは半兵衛だけで食っていける。
彼、本当に半兵衛にだけ素直なんだね。
他の武将に対しては冷たい、冷たい！

官兵衛「ふっ、秀吉様亡き後の豊臣はこんなものか」
痔よ正「かんべぇ(怒)！！」
はウケた。

あと、ちょっと解せなかったのは何で本能寺の報を秀吉に報告する時、松明を倒したのか？
分かる人教えて下さい。



「立花宗茂」--通常攻撃タイプ

ついに登場！！
剛勇鎮西一・立花宗茂！
戦国一ツンデレな嫁を持つ夫！

衣装は西洋鎧風で、初めて見たときは
「だっさぁ。なんかもっさりしてる」だけの感想だったけど、
プレイしているときの、後ろからのブーツのふくらはぎのふくらみがタマラン。

武器が細剣なのに　レア武器になると太くなるのは　ちょっといやらしいと思った。
通常攻撃もなんかもっさりしてるので、高難易度は横槍がちょっときついかも。

忠勝と対にした強さに設定されてるという噂があったが、
夫婦そろって性能は弱め。


しかし、良いキャラしてるし、
勝利セリフであのイケメンボイスで言う「剛勇鎮西一、世界一だ。」
にはニヤ～っとしてしまいます。

あとあと、鬼(弱い)島津の挑発に対して
「フッ、ふざけるな」と返したのも素敵だった。



「甲斐姫」--通常攻撃タイプ

ご存知、怪力姫。

史実では唯一戦場に立った女性武将で、キャラとして非常に美味しいはずなのに、
某オリキャラが絡むせいで薄ら寒いストーリーになってしまい本当にもったいない。

どれくらいもったいないかと言うと、
そのまんま東にシュワルツコフのシャンプーをお中元に出すぐらい。

能力はパワータイプだが、イマイチパンチに欠けるし、通常タイプなのが惜しい。
性能も設定も色々と残念なキャラだけど、
攻撃モーションとして、凍柱や間欠泉を攻撃に繰り出すのはなかなかセンスが良いし、
鞭状の剣という独特な武器もかっこいい。
(一部では某ゲームのパクリといわれてはいるが)

コンボを稼ぎやすいので、籠手のスキルに連撃・乱撃が出てきてからか勝負かな。
そしたら皆伝も連発できる。

ちなみに声優さんはあかずきんチャチャ。


いろいろ言ったけど、エンディングの
「お館様、あたしちょっとは良い女になったんじゃない？」
のセリフで全て救われた気がした。


*

この記事は
wii版「戦国無双3」が発売されてすぐの
2010-01-10
に書かれました

（現在のわたしのプレイ状況）
2009 12/3（木）にwii版「戦国無双3」を購入
金色クリア済み
2011 3/10（木）にPS3版「戦国無双3Z」を購入
プラチナトロフィーコンプリート済み

*

[ 島左近 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝
特殊技の援護射撃が当たりづらくなった。
トモ子は勝利セリフの[ ]　＝＝＝＝＝＝＝＝勝ちってのは拾えるモンじゃなくてね。」がお気に入り。
相変わらず良いキャラしてるのにそんなに使いたくないのは、
ルックスに華がないおっさんだからか。


*

[ 島津義弘 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝
使いにくさは鬼。鬼島津よ。
この使いにくいデブを嫌々使ってマジキチ難易度のレア武器に挑んだら、バグってクリア不可になった。
おそらく目の前に鯉沼Pがいたら殴ってただろう。


*

[ 立花ギン千代 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝
正統派アクションなので、登場当初(戦国無双2)はよく使ったがちょっと飽きたかも。
敵将にはC6→C8ぐらいしかやることが無く特殊技もほとんど意味がなくなったが、
皆伝は王道の雷落としで見栄えも使い勝手もなかなか。

なにより彼女はストーリーが良い。
西軍編入で宗茂とバラバラになる直前のやりとり。

「死を誇るな、生きろ。俺は死なない」
「いや、死ぬな。お前はいつも私の先を行く」
「どうかな。俺はいつもお前の上を行く」
「・・・さらばだ。」

宗茂との別れに一瞬本音を吐きそうになるも、
最後まで凛とする立花に泣いた。
女なら必見でしょ。


*

[ ねね ]　＝＝＝＝＝＝＝＝

相変わらず大暴れできる。
大勢にはC4、C3で蹴散らし、武将には分身C1と死角なしで強い。
皆伝は竜巻で三拍子そろっている。

あと前作のおバカストーリーにくらべて、
今回はストーリーではあんまり暴れない。
ただ、小田原潜入のムービーは忍者鼎戦が迫力あっるし、
賤ヶ岳の戦いでの
「大丈夫。利家はうちの人とやり直せる。壊れたって直せばいいんだから。」
という台詞には泣いた。
今回はお馬鹿キャラから、色々泣かすキャラにキャラチェンジ。


*

[ 風魔小太郎 ](模擬専) 　＝＝＝＝＝＝＝＝

相変わらずタイマンが強く、
特殊技が相手の防御力ダウンになった。
パワー武器でも敵部将に通常攻撃ループできるのでお勧め。
皆伝は分身するし、奈落は出すしでチート気味。

今回は北条の犬として頑張ってます。が、乱入は相変わらず。
実はモブ武将だらけの戦場を賑わせようと必死な、良いコなんです。


*

[　前田利家　](模擬専) 　＝＝＝＝＝＝＝＝




とにかく特殊技が強い。
攻撃がヒットすればカマイタチが発生して威力とヒット数と範囲が稼げる。
他のキャラとは桁違いの強さ。

今回は通常攻撃にも属性がつくので、カマイタチにも属性がつき、修羅属性の時の威力は驚異的。
連打していればいつの間にか殲滅出来る。

あと慶次シナリオ・賤ヶ岳の戦いで
「慶次ぃ～！俺は前田家当主だ！黙って従え！！」→(勝利条件変更！！)
の流れはマジで神。
基本賤ヶ岳の戦いは感動する。

戦国2のころは御父貴、御父貴うるさくて嫌いだったが、
今回、戦闘準備画面で腕を組みながら余裕の笑みを浮かべる利家がかなりセクシー。
正直ド真ん中である。

模擬専リストラの話を初めて聞いた時は「ざまぁ」と思ったけど、今となっては真反対。
彼が戦場で活躍してると胸がキュンキュンします。
どうして彼に無双演武がないの？
神様(鯉沼)のいぢわる。


*

[ 長宗我部元親 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝
---模擬戦

音塊の威力が強くなった。
あと特殊技が無双消費なしでだせるようになった。

逆に音塊以外の攻撃は全て弱くなった。
とくに音波は威力もリーチも下がった。
たましぃっ！！


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

この記事は
wii版「戦国無双3」が発売されてすぐの
2010-01-02
に書かれました

（現在のわたしのプレイ状況）
2009 12/3（木）にwii版「戦国無双3」を購入
金色クリア済み
2011 3/10（木）にPS3版「戦国無双3Z」を購入
プラチナトロフィーコンプリート済み

×

[ 明智光秀 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝

今回軒並み通常攻撃タイプは潰されやすい。
特殊技は死技だし、皆伝も微妙。
訳の分からないシナリオにとどめに娘もリストラ。



[ 上杉謙信 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝
まさかのシスコン化。



[ お市 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝

ついに剣玉を取られました。
代わりに本性をまんま現したようなえげつない武器にされちゃったね。
範囲が広いので集団にはめっぽう強く、武将相手にはC1が良い感じ。
なんかパワーがあまりないのに、えらく攻撃がゆったりしていて、正直しんどい。

個人的には戦国2の秘奥義セリフ「断ち切ってみせる」→「悲しき業など」
が大好きだったのに削除されたのが残念。
皆伝はお市の情念が裂けたようなカッコよさがあるので安心。





[武田信玄]　＝＝＝＝＝＝＝＝
武器がオーラ化して範囲拡大に。能力上昇も時間が増えた。

〈追記〉
声優さんのご冥福をお祈りします。



[伊達政宗]　＝＝＝＝＝＝＝＝

前作で猛威を振るった奥義が連発できなくなったのが痛いが、
代わりにC5を敵将に密着して出せば一撃で沈む。

ストーリー自体は史実化したが、いかせん小さくまとまった。
孫市との絡みはまんざらコーエイオリジナルの設定でもないらしい。



[ 濃姫 ]（模擬専用） ＝＝＝＝＝＝＝＝

はだけた着物や色合いが艶っぽく、シリーズで一番美しい。
美しいだけにストーリーモードがないのが残念。

前作で使い物にならなかった特殊技がかなり使える。
敵兵(男性)が大勢いるところで
無双発動→誘惑(Lv2)をすれば無双が減らないどころか次のゲージまでストック出来る。


皆伝も前方のみだが威力は高く、何よりポーズをとるだけあってカッコイイ。
しかも特殊技もあって連発できる。


快感。



[服部半蔵]　＝＝＝＝＝＝＝＝

分身の威力が上がり、戦国2猛将伝に比べて修羅が強いのでかなり強化。
ただし、忍術の竜巻が無くなった。・・・無念。
皆伝は奥義の一発目を外すと最後が当たる。・・・らしい？
（追記・↑何回やっても当たらないが。）
今回忍者組はのきなみ強いが、半蔵は…弱い。

ストーリーではおねねさまと絡みます。
お馬鹿シナリオに見えてかなり泣けます。
斜に構えて最後まで見てごらん。



[森蘭丸] (模擬戦)　＝＝＝＝＝＝＝＝

強い。
ついに特殊技に攻撃速度上昇が来たのでかなり嬉しい。
戦国2猛将伝では修羅属性弱体化の煽りをモロに受けがた、
今回はやはりチャージ攻撃タイプが強いこともあり大暴れ。
ユニーク武器ならば敵将に凍結→C5でガリガリ削れる。
凍牙と修羅のハサミ打ちでございます。

蛇足だが「敵将、成敗致しました。」という蘭丸くんに
私も成敗されたい。



[本多忠勝]　＝＝＝＝＝＝＝＝

相変わらずの強さ。
前作で猛威を奮った、特殊技の名乗りは使いものにならなくなったが、奥義の振りが速くなった。
村雨城を行けるのは彼しかいない。
ユニーク武器もチート性能。



[稲姫]　＝＝＝＝＝＝＝＝

特殊技の属性付与が無くなったのが痛いが、
代わりに矢の本数を増やす特殊技になった。

武将戦ではゼロ距離C2が一撃。
今回も戦国1並にコンボ数が重要なのでコンボ女王の彼女は強い。
練技ゲージがすぐ溜まるので皆伝が連発できる。


*

この記事は
wii版「戦国無双3」が発売されてすぐの
2009-12-22
に書かれました

（現在のわたしのプレイ状況）
2009 12/3（木）にwii版「戦国無双3」を購入
金色クリア済み
2011 3/10（木）にPS3版「戦国無双3Z」を購入
プラチナトロフィーコンプリート済み

[ 濃姫の演武 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝

これは感動した。
王道といえば、王道だけど、濃姫のストーリーのなかでは歴代一位。
それどころか、全キャラ中トップの感動。

要するに、
→政略結婚だし、信長なんて…
→天下を取る？ちょっといいかも？
→私こそ魔王の妻！
→そして本能寺へ・・・

といったドラマチック恋愛の王道なのです。
戦国１も戦国２も最初から信長にデレデレだったからね。
今回は濃姫が信長に惚れる前から始まるわけです。

いやぁ感動。

第二ムービーの
色っぽく開脚した濃姫さまが、地面に倒れた信長の胸倉掴んで叩き起こすシーン
は「戦国無双3Z」のＣＭに使われました。



*

[ 森蘭丸の演武 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝

この子も戦国１以来の演武なので
6、7年ぶりのストーリーモードです。

もともと史実でも森蘭丸きゅんは10代で戦死したので、
制作側もストーリーを作りにくかったのでしょうか、
ガラシャちゃんと絡むようなストーリーです。

うーんなんとも言えないなぁ。

ガラシャちゃんも蘭丸くんも大好きなのに…、
いまいち消化不良だぞ。

この年齢には汚れ無き、聖者のような美しさがある。


*

[ 今川義元の演武 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝

出ましたおバカストーリー！！

「戦国無双3」が発表されたときに、
北条氏康が登場されたので、
「ついに今川にも史実ストーリーが来たか」
と有志が期待したものの、
史実ストーリーどころか、
まさかの無双演舞自体、ゴッソリ削除でした。


そして来たる
「戦国無双3Z」の発表。

けっきょくまた史実ガン無視のおバカストーリーになってしまった…。
ま、早死にだから仕方ないよね。


はじめのムービーもおバカですよ。

草原でのどかにひとりをするマロ、そこへ宗茂がボールを奪うと見事なパスで政宗へ。
ボールが飛ぶ臨場感がすごく上手い。
しかもそのあと、
「世界に飛び出してみろ！」
とマロにシュートし、マロが受け取り世界への憧れを膨らますシーンは
BGMのハイライトも相まって無駄に感動します。

しかも、腕組みをしながらボールを踏み付けて高らかに話す政宗くんが
すっごく可愛い(>_<)

私もボールになって踏み付けられたいです…　はぁと


エンディングもよかったなぁ。
完成度は高いし、最後まで嘘からでた真に乗り込めなかった政宗への救いが
ちゃんとあったからなぁ。

ギャグとシリアスのバランスがすっごい良かった。
史実よりのストーリーが多い今作で、またひとつ趣の変わった話で満足でした。

（こぼれ話・立花宗茂と伊達政宗が絡む理由）
立花＝史実でも蹴鞠が上手かった。
伊達＝戦国1以来からの絡み。


*

[ 風魔小太郎の演武 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝

これは感動。ほんとに感動。

前作のストーリーは、どこの少年漫画雑誌かとおもうような超展開だったけど
（まぁ、あれもかなり面白かったが）
今回は北条お抱えの忍び集団・風魔の頭領として活躍しています。
モチーフは原哲夫の「花の慶次」。

豊臣が天下平定の兆しを手に入れた時から、
数と金が支配する世の中を冷静に見つめていった小太郎。

北条の家臣を守るため、
武将が否定される時代に抗うため、
一人躍起していた小太郎だったが
次第にその二つが相反することになる・・・。

うーん。
いいねぇ。

PVで氏康の頭を掴んだ小太郎を見たときは
「また謀反か！？」
と不安になったものの、そんな薄いストーリーにならなかったことに感動。

北条氏康、甲斐姫と見守り続けた小太郎こそ
北条家最後の忠臣だっと言える。

最後の最後のオチには思わずうなってしまいました。


*

[ 柴田勝家の演武 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝

今回は浅井長政なきあとのお市と仲良くやってます。

が！！

そもそもあの色男の浅井長政と無骨な柴田勝家では
はじめから勝敗が見えていますよね？

きっとお市が悲しいときにも長政なら甘いセリフであやすことができる。
でも、勝家は気の利いたセリフを言えないでしょう。

そんな柴田勝家が、長政の戦死した小谷の戦いで消沈するお市に言ったセリフ
「泣かれよ。長政は涙に値する仁。
泣くべき時に泣かねば、泣くこともできぬ鬼と成り果てまする。
この勝家、涙ごときで怯みませぬゆえ」


勝家ェ・・・

思えば後妻を扱ったストーリーって
無双史上初だとおもう。

無骨と誠実の美学が極まった演武でした。


*

[ 前田利家の演武 ]　＝＝＝＝＝＝＝＝

さて、前田利家です。
秀吉無きあと、徳川家康が最も恐れたといわれる男。

なのに・・・
なんで「戦国無双3」から演武が無いんや！！
うんKOEI！！
くのいちとかいうオリキャラのストーリー出す前に
出すべきキャラいるだろ！！

怒りと咆哮の前座はこれまでにして
念願の利家くんのストーリー解説です。


史実では前田家継続の権利を
養子嫡男の前田慶次郎から奪った利家。

その良心の呵責からか、常に慶次よりも気負いをしており、
そしてそんな利家が駆けれるように、
慶次は常に叔父御（利家）の先へと行くのだった。


ハッキリいいましょう。
某コミュニティでは評価が高いストーリーだけど、
ぶっちゃけ、あんまりしっくりこないなぁとおもった。

というのも「戦国無双3」で評判の悪かった加藤清正の評価を上げるために
前田利家のストーリーが使われているような気がしました。


たぶん、史実の前田利家も激動の人生であり
さらに若い衆（慶次、清正、豊臣秀頼）への影響こそ強いが、
いまいち本人の経歴は器用貧乏なように私は感じるのです。

前田利家はその歴史のハイライトをどこに置くかで
ずいぶん物語ごとに印象が変わります。

ちなみに前作「戦国無双2猛将伝」では
利家の評価の分かれる賤ヶ岳の戦いをクライマックスに置いたので
ストーリーの評判が悪かった。

そのため今回は制作サイドはそれなりに頑張ったのだとおもう。
顔も前作よりやや柔らかく、万人向けの甘いマスクになったし。
（そのお陰で、私は利家を好きになった）


まぁ、それでも感動だなぁ。
前田利家と真田幸村さえいればだいたい戦国は語れると言われてますからね。

病状に倒れる利家を背にして、確執のあった慶次は意気揚々と出て行く。
そして、彼の槍を引っさげて言うのだった。

「御父貴、閻魔大王と一戦してきな」

・・・そして、慶次のエンディングに続くのだった。




～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～


～エンディングを見る順番の個人的推奨～

・ギン千代→宗茂

・官兵衛→半兵衛

・利家→慶次

・正則→清正→三成→左近

・信長→秀吉→家康

（全武将でさいごらへん）
・幸村→阿国→家康