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いまさらですが、
wii版「戦国無双3」から[猛将伝]や[Z]ではじめて追加された
8人のストーリーの感想を述べちゃいます。

(現在のわたしのプレイ状況)
2009 12/3(木)にwii版「戦国無双3」を購入
金色クリア済み
2011 3/10(木)にPS3版「戦国無双3Z」を購入
プラチナトロフィーコンプリート済み


※注意・以下の感想にはエンディングを含むネタバレがあります


*

[ 阿国の演武 ] ========


阿国さんは戦国1以来のストーリーなので6、7年ぶりです。

ひとことでいえばストーリーでの彼女は死神です。
天命を全うした戦国のもののふたちを黄泉(根の国)へと誘う死神です。

しかし無理矢理黄泉へと連れていくのではなく、
死を迎えた武将へのフォローとして描かれています。

彼女のエンディングで出演するキャラクターたちは
夭折、自決、敗北 で命を亡くした武将たちばかり。
そこから死への絶対的な許容が見れます。

死の価値が没落した戦国時代において、
またバッサバッサと兵士を斬る戦国無双において、
彼女のストーリーは非常に深いです。

さかりふけゆく八重桜
さかりふけゆく八重桜


徳川家康が戦国無双3の表endだとしたら、
彼女のストーリーこそまさに戦国無双3の裏endですね。

ちなみに私はドンちゃんなので、
阿国「家康さま、ぷくぷく太られて・・・いま迎えに参りますえ」
という大坂の陣で発言するまで、彼女の正体が分かりませんでした。


※阿国ストーリーでの疑問として、
毛利元就は同行した時点で死んだのではないか?
というものがあります。
その後の戦場巡りで二人は彼岸から見物していたのでしょうか?

その証拠に阿国の2ndムービーで
元就が輝元に謝るシーンでは、彼の目に光が失うサマが見られます。
この瞬間こそ生気がなくなり、最期を表現してるのでは、という説です。
(もっとも日光が当たらない角度になって光を失ったとも考えられますが)


※問題のシーン



※つづきがあるよ!

[ 濃姫の演武 ] ========

これは感動した。
王道といえば、王道だけど、濃姫のストーリーのなかでは歴代一位。
それどころか、全キャラ中トップの感動。

要するに、
→政略結婚だし、信長なんて…
→天下を取る?ちょっといいかも?
→私こそ魔王の妻!
→そして本能寺へ・・・


といったドラマチック恋愛の王道なのです。
戦国1も戦国2も最初から信長にデレデレだったからね。
今回は濃姫が信長に惚れる前から始まるわけです。

いやぁ感動。

第二ムービーの
色っぽく開脚した濃姫さまが、地面に倒れた信長の胸倉掴んで叩き起こすシーン
は「戦国無双3Z」のCMに使われました。



*

[ 森蘭丸の演武 ] ========

この子も戦国1以来の演武なので
6、7年ぶりのストーリーモードです。

もともと史実でも森蘭丸きゅんは10代で戦死したので、
制作側もストーリーを作りにくかったのでしょうか、
ガラシャちゃんと絡むようなストーリーです。

うーんなんとも言えないなぁ。

ガラシャちゃんも蘭丸くんも大好きなのに…、
いまいち消化不良だぞ。

この年齢には汚れ無き、聖者のような美しさがある。


*

[ 今川義元の演武 ] ========

出ましたおバカストーリー!!

「戦国無双3」が発表されたときに、
北条氏康が登場されたので、
「ついに今川にも史実ストーリーが来たか」
と有志が期待したものの、
史実ストーリーどころか、
まさかの無双演舞自体、ゴッソリ削除でした。


そして来たる
「戦国無双3Z」の発表。

けっきょくまた史実ガン無視のおバカストーリーになってしまった…。
ま、早死にだから仕方ないよね。


はじめのムービーもおバカですよ。

草原でのどかにひとりをするマロ、そこへ宗茂がボールを奪うと見事なパスで政宗へ。
ボールが飛ぶ臨場感がすごく上手い。
しかもそのあと、
「世界に飛び出してみろ!」
とマロにシュートし、マロが受け取り世界への憧れを膨らますシーンは
BGMのハイライトも相まって無駄に感動します。

しかも、腕組みをしながらボールを踏み付けて高らかに話す政宗くんが
すっごく可愛い(>_<)

私もボールになって踏み付けられたいです… はぁと


エンディングもよかったなぁ。
完成度は高いし、最後まで嘘からでた真に乗り込めなかった政宗への救いが
ちゃんとあったからなぁ。

ギャグとシリアスのバランスがすっごい良かった。
史実よりのストーリーが多い今作で、またひとつ趣の変わった話で満足でした。

(こぼれ話・立花宗茂と伊達政宗が絡む理由)
立花=史実でも蹴鞠が上手かった。
伊達=戦国1以来からの絡み。


*

[ 風魔小太郎の演武 ] ========

これは感動。ほんとに感動。

前作のストーリーは、どこの少年漫画雑誌かとおもうような超展開だったけど
(まぁ、あれもかなり面白かったが)
今回は北条お抱えの忍び集団・風魔の頭領として活躍しています。
モチーフは原哲夫の「花の慶次」。

豊臣が天下平定の兆しを手に入れた時から、
数と金が支配する世の中を冷静に見つめていった小太郎。

北条の家臣を守るため、
武将が否定される時代に抗うため、
一人躍起していた小太郎だったが
次第にその二つが相反することになる・・・。

うーん。
いいねぇ。

PVで氏康の頭を掴んだ小太郎を見たときは
「また謀反か!?」
と不安になったものの、そんな薄いストーリーにならなかったことに感動。

北条氏康、甲斐姫と見守り続けた小太郎こそ
北条家最後の忠臣だっと言える。

最後の最後のオチには思わずうなってしまいました。


*

[ 柴田勝家の演武 ] ========

今回は浅井長政なきあとのお市と仲良くやってます。

が!!

そもそもあの色男の浅井長政と無骨な柴田勝家では
はじめから勝敗が見えていますよね?

きっとお市が悲しいときにも長政なら甘いセリフであやすことができる。
でも、勝家は気の利いたセリフを言えないでしょう。

そんな柴田勝家が、長政の戦死した小谷の戦いで消沈するお市に言ったセリフ
「泣かれよ。長政は涙に値する仁。
泣くべき時に泣かねば、泣くこともできぬ鬼と成り果てまする。
この勝家、涙ごときで怯みませぬゆえ」



勝家ェ・・・

思えば後妻を扱ったストーリーって
無双史上初だとおもう。

無骨と誠実の美学が極まった演武でした。


*

[ 前田利家の演武 ] ========

さて、前田利家です。
秀吉無きあと、徳川家康が最も恐れたといわれる男。

なのに・・・
なんで「戦国無双3」から演武が無いんや!!
うんKOEI!!
くのいちとかいうオリキャラのストーリー出す前に
出すべきキャラいるだろ!!


怒りと咆哮の前座はこれまでにして
念願の利家くんのストーリー解説です。


史実では前田家継続の権利を
養子嫡男の前田慶次郎から奪った利家。

その良心の呵責からか、常に慶次よりも気負いをしており、
そしてそんな利家が駆けれるように、
慶次は常に叔父御(利家)の先へと行くのだった。


ハッキリいいましょう。
某コミュニティでは評価が高いストーリーだけど、
ぶっちゃけ、あんまりしっくりこないなぁとおもった。

というのも「戦国無双3」で評判の悪かった加藤清正の評価を上げるために
前田利家のストーリーが使われているような気がしました。


たぶん、史実の前田利家も激動の人生であり
さらに若い衆(慶次、清正、豊臣秀頼)への影響こそ強いが、
いまいち本人の経歴は器用貧乏なように私は感じるのです。

前田利家はその歴史のハイライトをどこに置くかで
ずいぶん物語ごとに印象が変わります。

ちなみに前作「戦国無双2猛将伝」では
利家の評価の分かれる賤ヶ岳の戦いをクライマックスに置いたので
ストーリーの評判が悪かった。

そのため今回は制作サイドはそれなりに頑張ったのだとおもう。
顔も前作よりやや柔らかく、万人向けの甘いマスクになったし。
(そのお陰で、私は利家を好きになった)


まぁ、それでも感動だなぁ。
前田利家と真田幸村さえいればだいたい戦国は語れると言われてますからね。

病状に倒れる利家を背にして、確執のあった慶次は意気揚々と出て行く。
そして、彼の槍を引っさげて言うのだった。

「御父貴、閻魔大王と一戦してきな」

・・・そして、慶次のエンディングに続くのだった。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~エンディングを見る順番の個人的推奨~

・ギン千代→宗茂

・官兵衛→半兵衛

・利家→慶次

・正則→清正→三成→左近

・信長→秀吉→家康

(全武将でさいごらへん)
・幸村→阿国→家康

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血液型・・・A型
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